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《川﨑翔子さん(新制54期)が母校創立百周年記念式典、 祝賀会でピアノの演奏をしました》

 母校創立百年を迎え、10月15日に「記念式典・記念文化行事」「記念誌・記念品制作」「祝賀会」が行われました。

 「記念行事」は東京文化会館において「一部・式典」、「二部・記念文化行事」というプログラムでした。

 学校行事であるため、同窓会としての関与は少なかったのですが、「二部・記念文化行事」は新制67期の田中 瞳(テレビ東京アナウンサー)さんの司会で、在校生主体の演目が進行しました。

 プログラムのトップ「本校卒業生による演奏」で、国際的に活躍されている新制54期の川﨑翔子さんのピアノ演奏からスタートしました。

 川﨑翔子さんの経歴についてはこちらをご覧ください。→www.shoko-kawasaki.info

 演奏曲目は

 G. リゲティ作曲、ムジカリチェルカータより 第1番、F. ショパン作曲、12の練習曲作品25より 第1番 変イ長調「エオリアンハープ」と第12番 ハ短調「大洋」でした。とても繊細ですが、迫力のある素晴らし演奏でした。

 川﨑さんは母校の記念行事の日程に合わせ、帰国されたのですが、式典全体の構成から演奏時間は10分ほどの短い時間でした。客席からは「もう少し聴きたかった」との声が上がっていました。

 その後、会場を東天紅上野本店に移し「記念祝賀会」となりました。こちらは酒宴の場であり、コンサート会場のように音楽をじっくり聴くという環境ではありませんでした。しかもコンサート用の立派なグランドピアノではなく、一般的なアップライトピアノでした。しかし、川﨑さんの演奏はグランドピアノでの演奏と全く変わらない素晴らし演奏でした。まさに「弘法筆を選ばず」でピアニストとしての川﨑さんの力量の大きさに改めて感動した一日でした。

 その後の日本滞在中の川﨑さんは、帰国時には毎回のように訪問されている岡山県と神奈川県の社会福祉施設でのリサイタル、それと毎年秋の帰国時に行われている都内の小学校複数校でのアウトリーチ・リサイタルをされました。ピアニストとしての活動と並行して、街と福祉に根付いた音楽活動も展開されています。

 この度は、母校や東叡会のために演奏していただき、大変感謝すると同時に、上高の同窓生として誇りに感じました。

川﨑さんの今後のご活躍を期待し、東叡会会員の皆さまに記念事業での様子をご報告します。

執行委員長 各務通子

 

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コメント: 1
  • #1

    宮本 道男 新27期 東叡会企画部 (金曜日, 08 11月 2024 09:03)

    川崎さんのビアノ演奏は本当にすばらしかったです。ありがとうございました。