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日経ビジネス(2025.6.2)上高10期卒業生の飯島澄男氏(名城大大学院終身教授)の記事

【有料版記事】 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00113/00330/

 

「人は好きなことだから100%頑張れる」

 

 

セレンディピティー(偶然の幸運)。1991年に(現在もノーベル賞候補とされる)カーボンナノチューブ(CNT)を発見できたのは、偶然が重なったからです。でもよくよく考えると、発見前の20年の積み重ねがあったからだとも思います(以下略)。

写真は2009年秋の文化勲章受章を祝し、2010920日に上野高校地学部同窓会と山岳部同窓会の共催により祝賀会を開催したときのもの。

 

https://uekochigaku.web.fc2.com/img/big.html

【飯島澄男氏の略歴】

1958年 都立上野高校卒業(在学中は地学部と山岳部に所属)

1963年 電気通信大学卒業

1968年 東北大学大学院物理学専攻博士課程修了・理学博士

1968年 東北大学計測研究所助手

1970年から アリゾナ州立大学・ケンブリッジ大学研究員を経て1982年帰国

1982年から 新技術事業団・日本電気基礎研究所などに勤務

1985年 仁科賞受賞

1991年 カーボンナノチューブの発見

1997年から 名城大学教授(現在は大学院終身教授)

2001年から2015年 産総研ナノチューブ応用研究センター・センター長

2002年 ベンジャミン・フランクリン・メダル受賞(この後ノーベル賞候補者と目されるようになる)

2002年 日本学士院賞受賞

2007年 トムソン・ロイター引用栄誉賞受賞

2008年 カヴリ賞受賞

2009年 文化勲章受章

2015年 欧州発明家賞受賞

2025年 キング・ファイサル国際賞科学部門受賞

 

 

以上、24期卒業生小野氏からの情報提供による。