東叡会上高会部長 上村 肇(新制28期)
公益財団法人上高会は、上ノ原山荘が体育園の精神を受け継ぎ、多くの上野高校生、関係者の方々に親しく利用され続けていくよう、2012年から公益財団法人に改組して、学校、PTA、東叡会、PTA・OB会が一体となり、上ノ原山荘運営などの事業を行っています。
上高会が主催し、東叡会も協力する「2025夏の上ノ原山荘体験旅行」が8月19日(火)から20日(水)まで1泊2日で実施されました。目的は、①自然と親しむ、②講師による学びを通しての自分の発見、③同行者との交流、の大きく3点です。在校生から参加希望者を募集し、10名の生徒が参加しました。
ゼミ1は「すぐに役立つミニ講義」として元都立高校長の上村肇(新制28期)から「書く、話す、学ぶ」という講義を往路のバスの中で行いました。
ゼミ2は、19日午後に、富山県中央植物園、富山県自然保護センター森林研究所に勤務され、現在はNPO法人富山県自然保護協会副理事長の大宮徹氏(新制29期)による「自然保護とは何か?」の講義。
ゼミ3は、19日夜に、千葉市立動物園に開園前の準備から35年間勤務し、レッサーパンダなど園の動物の飼育や獣医師として診療にあたってきた辻村直美氏(新制29期)による「高校生にも面白い? 動物園の楽しみ方」の講義。
19日夜は、山荘のグランドでキャンプファイヤーや花火を行いました。
20日の朝食は自炊体験でカレーライスを作りました。食後に山荘周辺を散策した後、退荘式を行い、バスに乗って池の平に行き、池の平湿原のハイキングを行いました。池の平湿原は海抜約2000メートルの高さにあり、東京の酷暑とは異なる世界を体験しました。向かいの山に向かって「ヤッホー」と叫んで「やまびこ」を楽しみました。
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